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おくむらクリニック
OKUMURA CLINIC

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OKUMURA CLINIC, For Better Diabetes Management

 

糖尿病治療とは・・・・

スライド1.JPG 糖尿病治療の基本は食事療法(三食を規則正しく摂ること、夕食を早い時間に軽めにすること、間食をしないことなど)、運動療法(食後にどんな運動でもどれだけ短くても構いません)という生活習慣改善の努力を一年を通して継続していくことで、ただ血糖値を下げる薬を飲めばいい、インスリンを打てばいいというものでは決してありません。
 生活習慣を改善しようとする努力がない状態での薬物の安易な使用は、一時的に血糖値を下げますが、空腹感が増すことから、再び過食と体重増加を引き起こし、薬物を使用する前の状態に簡単に戻ってしまいます。
 食事療法では、日中の食事よりも、特に夕食を軽めにして小腹が空いた状態で就寝し、翌朝の朝食をしっかり食べられる習慣にすることが、体重減少に大きく関わります。”早食い”は”大食い”に繋がりますので、一口食事を摂取する毎に箸をおいてよく噛んで食べることが”胃の満腹”と”脳の感知する満腹”を一致させるうえで重要です。日本人は、好んで炭水化物を重複して摂取する傾向にありますが(麺類とご飯のセット、沢山の芋やカボチャとご飯など)、炭水化物の過剰摂取が食後の血糖上昇に大きく関与しますので、バランスよく摂取することが必要です。食べる順番による血糖値上昇幅の違い.jpg
 食べる順番も非常に重要で、「主食→サラダ」の順に摂取する場合と「サラダ→主食」の順に摂取する場合とでは、後者の方が食後の血糖値の上昇が低く抑えられることがわかっています。

 余計に食べた分を運動療法で消費するということは、運動を生活の生業としているひと以外は困難で、通常の運動による消費カロリーは驚くほど少ないのです。運動器具等を用いて普段鍛えられない体幹の筋肉を鍛える運動も内臓脂肪減少に有効です。

スライド2.JPG生活習慣改善のみでは血糖管理が改善しない場合に薬物療法(経口血糖降下薬内服、インスリン注射、インクレチン注射の何れかまたはその組み合わせ)の適応となります。
 最近では薬効の異なる経口血糖降下薬が次々と開発され、患者さんの病態、合併症、生活パターンに応じて選択肢が広がってきています。
 食事療法が徹底され、何種類かの飲み薬(経口血糖降下薬)を服用してもなお、血糖管理が改善しない場合(HbA1c 8%以上)や、治療の内容にかかわらず高血糖症状(尿の回数が多い、喉が渇く、水分を沢山摂る、体重が減る、疲れやすい)があったり、尿ケトン陽性(インスリン作用の著しい欠乏状態を反映)の場合、腎不全や重篤な肝機能障害がある場合には、インスリン療法の適応となります。

インスリンとは・・・・・

 膵臓のβ(ベータ)細胞から血糖値の上昇に反応して分泌されるホルモンです。肝臓や筋肉、脂肪細胞に働きかけて糖代謝を調節し、各標的器官での糖利用を促進して結果的に血糖値を降下させます。
 インスリンの生理的分泌パターンは2種類あり、食事に関係なく24時間持続的に分泌される”基礎分泌”と、食後の血糖上昇が引き金となって即座に分泌される”追加分泌”に分けられます。生理的インスリン分泌パターンを真似た種々のインスリン製剤が開発され、実用化されています。
 

外来通院でインスリン療法を導入できます!

外来インスリン導入とは・・・・・

 高血糖症状(尿の回数が多い、喉が渇く、水分を沢山摂る、体重が減る、疲れやすい)がみられる場合や尿ケトン陽性(インスリン作用の著しい欠乏状態を反映)時は原則的に緊急入院の適応となりますが、それらを伴わない血糖管理不良状態や、患者さんの社会的事情でどうしても入院ができない場合には、外来通院でインスリン自己注射および血糖自己測定の手技を修得することが可能です。
 当クリニックでは、日本糖尿病協会認定糖尿病療養指導士(CDEJ)が、まずインスリン自己注射手技の指導を行い、確実に自己注射が可能となった後に血糖自己測定手技の指導を行っています。通常1~4回(平均2回)の外来通院で全てを修得することが可能です。その後も定期的に手技のチェックや患者さんの疑問・不安にお応えできる体制をとっておりますのでご安心ください。
 インスリン療法中の患者さんに対しては、血糖自己測定器(当クリニックでは、㈱三和化学研究所「グルテストNeoアルファ」を採用)が当クリニックから貸与され(ご自身で購入する必要はありません)、血糖測定に関する機器以外の一切の備品(センサー・穿刺器具・穿刺針・消毒用綿花等)は、当クリニックから血糖測定回数に応じて提供させて頂きます(「在宅自己注射指導管理料」及び「血糖自己測定器加算」を保険診療報酬として月1回算定させて頂きます)。